日々の生活で感じたこと
研修の中で考えたことなどを
折々に触れてお伝えしていきます
思い出のある場所
お気に入りのケーキ屋さんがある。
木造の小さなお家といった風情で、ケーキがおいしい。
1階でケーキが買えるし、2階でケーキも食べられる。
しばらく、かなり長く、足を運んでいなかった。
なんとなく足が遠のいていた。

久しぶりに行ってみた。
帰省している友人の息子さんへのお土産にしたかったから。

お店に入る。
なんとなく懐かしい。
何にしようかとショーケースを見渡す。

チョコレートモンブランが目に入る。
札幌を離れてしまった友人が好きだった。
その友人とは、しばしばこのお店の2階でお茶をした。
二階から降りてくる足音がする。
友人であるわけもないのに、見てしまう。
ショーケースに目を移す。

どうしているかな?
大丈夫かな?
ちゃんと食べてるかな?
眠れてるかな?

「お決まりですか?」
店員さんの声でハッとする。
心の中にいろんな想いが詰まってしまっていた。
頭が働かないのでラウンドケーキをひとつ注文した。

思い出のある場所は決まって私をせつなくさせる。
15:14 oriori comments(0) trackbacks(0)
人は見かけによる

銀行へ行った。
通帳の名義変更と、使わない通帳の解約。

番号カードをとって、呼ばれて窓口へ。
うわっ、いかにも仕事できないオーラ放っている女性。
用件を説明すると「書類を用意します」と言われた。

名義変更する通帳と解約する通帳とを間違っていた。
(やっぱりな〜)
書類に必要事項を記載し
印鑑や免許証を渡したが、扱いがぞんざい。
(やっぱりな〜)
「少々お待ち下さい」と言われて椅子に座る。

時間かかりそうな予感がしたので雑誌を読む。
どんどん、後から来た人の対応をしている窓口の女性。
雑誌を2冊読み終え、時計を見ると、銀行にきて1時間近く経過。
リハビリの受付に間に合わない!

「まだだいぶかかりますか?」と問えば
専門用語での説明をしてくれたが、意味不明。
(やっぱりな〜)
「病院に行きたいのですが、受付時間に遅れるので
 後からまた来てもいいですか?」
奥のほうへ行って、支店長らしき人と話している。

結局、時間がかかるというので、先に病院へ。
1時間ほどして戻ると
「ご確認しますので少々お待ちください」
なんだかヘンな日本語。
結局、また待たされた。

人は見かけによるのだと思った一日。

15:55 oriori comments(0) trackbacks(0)
冷や麦の思い出

スーパーで買い物をしていると山積みの素麺と冷や麦。
冷や麦にはピンクとグリーンの麺が入っている。
懐かしいな〜

大人になってからは素麺派で、夏は素麺をよく食べる。
子供の頃は冷や麦が多かった気がする。
なぜって、あのピンクやグリーンの麺が好きだったから。

自分の器にピンクやグリーンの麺があると嬉しくて
食卓の上に他の人の器の中も覗いたものだ。

子供の頃は些細なことが嬉しくて
些細なものが大切で
大人になってしまえばたわいのないことが
懐かしい思い出に変わっていく。

子供の頃の自分を思い出しながらカート押す。
売り場のガラス面に映し出された自分の姿が目に入る。
時間はどんどん過ぎていくんだよな〜

しばしの感傷タイムは終了して、献立を考えながら
食材を手に取っていく。
今日も慌ただしい一日だった。

20:45 oriori comments(0) trackbacks(0)
娘の気持ち
「よろしくお願いします」と父が私に言うようになったのは
いつからだろう・・・。
おそらく、昨夏、母の入院が長引いた頃からだったと思う。

電話で父とやりとりした後、父が言った。
「よろしくお願いします」と。 
心の奥でちっちゃな寂しさが、キュッと、すぼむような感覚を覚えた。

“昭和のお父さん”を地でいくような父だった。
反駁もした。
顔が腫れるくらいに殴られたこともあった。
いろんなことがあった。

肩幅が広くて、大きく見えた父が
いつの頃からかちいさく見えて
いつの頃からか私を叱ることもなくなった。

年月がたてば、人は老い、状況も変わり、立場も変わる。
そんなことわかっている。
だけど、いくつになっても、父は父。
私は娘なのである。

いくつになっても、怒られるような娘のままでいたいと思った。
よろしくお願いされなくたっていいと思った。
いや、
よろしくお願いされたくないのかもしれない。
17:46 oriori comments(0) trackbacks(0)
溜飲が下がる

腕の打撲痕が未だに消えない。
事故に遭って2週間たつのに・・・
内出血の色が微妙に変化して気持ち悪い。
医師によると皮膚の下で血が固まっているとのことだが
そのしこりも気持ち悪い。

仕事に行って、暑くてジャケットを脱ぐと
「どうしたんですか?」とか
事故のことを知っている方は
「こんなになってるなんて、元気そうなのに・・・」
など、いろいろな言葉を頂戴した。

そこで、考えた。
見た目は元気でも、今も後頭部は痛いし
首や腕を動かすとピリっとした痛みが走る。
むち打ちになったのだから当然なのだろう。
本人は身体の中の変化を感じ取っていても
他の人にはわかるはずはない。
見た目は普通にしていて心のどこかに軋みを感じていたとしても
他の人にはわかるはずもない。
そうなんだよなぁ。
内側で何かが起こっていても、わかってもらえないものだよなぁ。

ここ数週間、
ムカっ、イラっ、カチーンとくるような方々に遭遇。
私にとっては、内心「どうしてそんなことするかな?!」
と腹が立ったことでも
きっと、その人達はなにも感じていないんだろう。
そういう人って、相手がどう感じているかなんて
頭をよぎったりすることなく
自分のことだけでイッパイイッパイなんだろうなぁ。

そう思えたら、ほんの少し、溜飲が下がる感じがした。

21:03 oriori comments(0) trackbacks(0)
夏スタイル
              

夏スタイルで身体の毛は短くカットしてもらいました。


        

犬は汗がかけないから可哀想。
前犬ドリーは扇風機の前に行ってスイッチ入れてとばかりに
「ハフっ ハフっ」といったり
エアコンの風向きにあわせて移動して伏せをしていましたが
頭が小さい分?そこまで知恵が働かない様子のケリーは
「ハァ ハァ」といってるので、
こちらが気配り精神を発揮しています。

人間だって暑いのに、毛皮着てたらさぞかし暑いだろうなぁ・・・
07:35 oriori comments(0) trackbacks(0)
犬のぬくもり

            

暑いのでキッチンのテーブルで本を読んでいたら
足下で鼻をならすので、膝に抱き上げると
ぐっすり寝てしまったケリーです。
体勢的に苦しいと思うのですが、一緒でない時間が長いせいか
人肌恋しいのかもしれないです。
こちらも体勢的に苦しいまま、犬のぬくもりを感じながらの読書タイム。

暑いな〜と思いながら、互いにくっついたままでいたのでした。

20:26 oriori comments(0) trackbacks(0)
ジャガイモの花
               

ジャガイモの花です。
今年はドタバタ続きで、庭に花も植えず、野菜も植えず
せいぜい大雑把に雑草をとったり、芝刈りをする程度。

昨年、取り残した土中のジャガイモから発芽し、開花したようで
その力強さに感動。
どんなジャガイモが潜んでいるのやら
そして、どんな味がするのやら。

忘れられ、放っておかれても成長するたくましさ。
そして、この薄紫色の花のかわいらしさ。
感心して見入ってしまったのでした。
20:16 oriori comments(0) trackbacks(0)
犬の優しさ

むち打ちの時は安静が一番!とむち打ち経験者の友人から言われたものの
なかなか安静にもしていられなかった。

3連休の真ん中。
昨日はだらけさせてもらった。
湿度が高くて、後頭部が重く・痛いので横になっている時間が多かった。
信じられないくらいに眠った、眠った。

横になっていると、ケリーがじ〜っと見つめて、私の顔に鼻をつけてくる。
「大丈夫?」と言ってくれてるようだ。
「ちょっと体調悪いから寝てるね」なんて言うと
枕元にぴったり身体を寄せて横になってくれる。

お風呂に入る時も
「大丈夫なの?」と言わんばかりに私を見上げて、お風呂場までついてきた。
お風呂場のガラス越しになにやら気配は感じていたが
お風呂から上がると、バスマットの上で伏せをして待っていてくれた。

犬の優しさには癒される。

前犬ドリーも私が妊娠中のつわりがひどい時、トイレで吐いている間は
ずっとトイレの外で伏せをして待っていてくれたものだった。
インフルエンザで40度もの高熱が出た時、家で倒れてしまったのだが
息子よりも先に側に飛んできてくれたのはドリーだった。

犬好きの友人が
「犬ってさ、決して裏切ったり、傷つけるようなことをしないよね。
 いつも愛情をくれる存在なんだよね。」
と言っていたのを思い出す。

犬の時間経過は早いから、私も自分勝手ではない愛情を注ぎたい。
こうしている間も、足下にはケリーが伏せをしています。

07:20 oriori comments(0) trackbacks(0)
至福の味
夕張メロンを頂いた。
まだ青くて香りも少ないので冷蔵庫には入れないでおいた。
翌々日の朝、起きると部屋中に漂うメロンの香り。
箱を開けると、あらま、あっという間に黄色く色づいている。
慌てて、カットして冷蔵庫へ。

熟れすぎだ・・・失敗。
冷やして食べたが、本来のおいしさが半減してしまっている。
悲しい。おおいに反省。

夜になって、そうだ!とばかりに
ガラス容器にメロンを入れて、半分程度つぶして
アイスをトッピング。
美味しい。
至福の味だ!

ケリーにも少し食べさせてあげたら
名残惜しいのか、何度も何度も口の周りを舌で舐めまわしていた。

おいしいものはシアワセになれる。
 
19:59 oriori comments(0) trackbacks(0)
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