日々の生活で感じたこと
研修の中で考えたことなどを
折々に触れてお伝えしていきます
不思議なこと
不思議なことはあるものだ。
仕事で使用しているプリンターはインクジェットとレーザー。
そのレーザープリンターはお下がりを頂いたものなので
かなりの年季が入っている代物。

昨年あたりから、反応が鈍くなってきていたが
なだめすかして働いてもらっていた。

先週、友人から勧められたお手頃価格のプリンターをネット注文。
注文してから、また仕事を始め、印刷しようとしたら
用紙が入っているのに「用紙補充」のランプがつく。
用紙を何度か入れ直して、再度トライ。
なんとか印刷できた。

その翌日は、印刷しようとしても反応してくれない。
PC画面には「印刷中」って表示されているのに・・・
電源をオンにしたりオフにしたりして、やっと印刷できた。
と思いきや、まるで文字化け状態。

新しいプリンターを注文したから頑張る気力も失せたんだな・・・
などというと
単に、耐用年数の限界が一致しただけ!
と一蹴されてしまいそうだが・・・

7年ほど前、私が交通事故にあったのが3月の半ばだった。
その春、庭の梅の木が花を咲かせることはなく
7ヶ月にわたる私のリハビリが終わる頃に、梅の木は枯れてしまった。

昨年、私の母は長く入院して、危ないと思われる状態にまでなったのだが
母が退院して、久しぶりに庭にじっくり目をやると
長年、かかさず花を咲かせていた紫陽花に
ひとつも花が咲いていなかった。

植物とモノとは一緒にできない・・・ともいわれてしまいそうだけれど
何か私は、不思議なものを感じずにはいられない。




22:24 oriori comments(0) trackbacks(0)
いなくなった人を想う

今朝は暗いうちに起きた。
9時までに研修会場入りするためと
息子のお弁当づくりがあったからだ。
一段落して、「あっ、ゴミださなくちゃ」と
うっすら明るくなった外に出た。

ゴミの袋を片手に凍った路面を歩きながら
ふと、お向かいのおばあちゃんを想った。
朝早くにゴミをだしにいくと、よく顔をあわせて挨拶した。
おばあちゃんは昨年末に亡くなった。
倒れて、5日ほど入院して、95歳で亡くなった。

年々、ちいさくなっていたけれど
毎日のように庭の手入れをしていた姿を思い出す。
おばあちゃんのシワシワの手を思い出す。

ある秋の夕暮れに、私が家の前の枯葉を掃いて集めていたら
おばあちゃんがとことこと歩み寄ってきて
白い粉がいっぱいついたシワシワの手でよもぎ大福をくれた。
私の手のひらに、むき出しのままのせられたよもぎ大福は
まだほんわか温かかった。

「摘んできたよもぎでね、今、作ったんだから食べなさい」
おいしいおいしいよもぎ大福だった。
その時の味を、よもぎの香りを、温かいお餅の弾力を思い出した。
鼻の奥のほうがつぅんとした。
おばあちゃんの家が潤んで見えた。

そこにいた人がいなくなる・・・
私はいなくなった人を想う・・・

23:37 oriori comments(0) trackbacks(0)
ま、いっか・・・を反省

遠くの公園まで散歩にいこうと靴を履いてから
あ!デジカメ・・・としばし固まる。

昨夜、デジカメからPCに写真を取り込んでデスクの上だ。
靴を履いたから、脱いで2階にあがるのは面倒だ。
ま、いっか・・・と出かけた。

公園の奥へ奥へと入っていくと、犬が突然、ぐぐっとリードを引っ張る。
犬が凝視している方向を見ると
エゾリス!
過去、数回、遭遇している。
もちろん、何度も写真を撮ったのだが、どれもイマイチ。
あ〜〜〜っ失敗!
後悔!デジカメ持ってくればよかった。

仕方ないと諦めて、犬にお座りさせて、私も雪の上にお座りした。
じっくりと可愛いらしい行動を観察することにしよう。

最初、犬同伴なので、木の上から私の様子をうかがっていたエゾリスも
木から降りてきた。
木の下に食べるものがあるらしく、手で拾い上げてもぐもぐ。
しっぽはくるんと丸まって、もう、なんて愛くるしい姿。
すると、もう一匹の小さくて色もグレーが薄い感じのエゾリス登場。
微妙に顔の雰囲気も違う。
2匹で木を上がったり降りたり。
たまらない!

「ま、いっか・・・」では、過去にも失敗していたなぁ・・・反省。

08:55 oriori comments(0) trackbacks(0)
譲り合うタイミング

我が家の目の前の道路がバス路線。
冬場は雪で道幅が狭くなる。
対向車線にバスがやってくると
どこかの家の前の、少しでも除雪してあるスペースに車を寄せる。

身体を縮こませても意味ないのは十分承知しているが
思わず、身体を縮こませているくらいに狭いのだ。

だいたいいつも、私がささぁ〜っとよけて、バスが通っていく。
クラクションを鳴らしてくれるドライバーもいれば
手をあげてくれるドライバーもいれば
あったりまえだ!とばかりに通り過ぎるドライバーもいる。

今日は、私が車を寄せたらがバスが進もうとしない。
ん?
先に行きなさいってこと?

互いに譲り合ってどちらも停止状態。
さて、タイミングが難しい。
すると、ドライバーさんがパッシングをしてくれたので
ぺこりと頭を下げて、珍しく私が先に通らせて頂いた。

本当にちょっとしたことだけど
ちょっとしたことに
嬉しくなるものだな〜・・・

18:14 oriori comments(0) trackbacks(0)
トイレで考えた事
朝早くにJRで小樽へ行った。
まだ薄暗くて、駅のホームのたくさんのランプがほんわかした灯りが
とても綺麗だった。
(写真でうまく撮ることができませんでした・・・残念!)

改札口を出て、トイレにいったら、洗面所の鏡の前には数人の女性。
用を足して、手を洗おうとして驚いた。
洗面台のところには髪の毛が一杯。
気持ち悪いくらいに落ちている。
おまけに噛んだ後のガムまで髪の毛に混じって落ちている。
吐き捨てられている。

いやぁ〜な気持ちになった。
自分の家でこんなことするかな?
他人が掃除するから、自分の家じゃないから
こんなことが平気でできるのかな?
鏡の前で念入りに化粧したところで、こんなことする人って・・・
 
以前、友人が一緒に飲んでいた時に話してくれたことを思い出した。
会社のトイレでトイレットペーパーがなくなった時に
次の人のことを考えて補充する人としない人というのは
とってもよくその人のことを表していることだと思う!と。

う〜む、なるほど!
ちいさな事にその人の“ありよう”は出るものなのだ。
22:03 oriori comments(0) trackbacks(0)
静謐な夜
              

                  夜に降る雪は
                        すべての音を吸い込んでしまうよう・・・
                   
 
             
21:28 oriori comments(0) trackbacks(0)
読み返す言葉

同じ文章を読んでも、その時の自分の状態で感じることは違う。

最近、ある言葉をよくよく読み返して、かみ砕いたりしている。
それは、心理学者のカール・ロジャーズの言葉である。

Life,at it's best,is a flowing,changing process in which nothing is fixed.

もっともよい状態で【生きるということ】は、
その中では何ひとつ固定されることのない、
流れるような、変化していくプロセスだ。 
(産業カウンセラー養成講座テキストより抜粋)

今の時代はなんだか不安定だ。
なんだか不安だ。

同じ状態でいられるなんてありえない。
よい時があれば、悪い時もある。

ひとつため息をついて、窓ガラス越しに流れる雲を見上げる。 

11:42 oriori comments(0) trackbacks(0)
伝染する想い

「そういう年頃なんだ」と息子は言うが
最近、感じが悪いのである。

上から目線の態度と言い方。
年上の人に対しても、ともかく感じが悪いのである。

私が仕事をしているので、祖父母にはさんざんお世話になったわけで
私よりも祖母になついていた節だってあった。

なのに、それなのに、最近、とみに感じが悪い。
馬鹿にしている言い方しきり。

息子の気持ちもわかる。
祖父母は忘れっぽくなり、同じ事を言ったり
息子の世代には当たり前の事にことさら疎い。
当然だ。
息子はデジタル世代だし、祖父母はアナログ世代。

今日も些細な事だが、私への態度と言い方にカチンときたので
即今即処、注意した。

注意していて、不満そうな息子の顔を見ていたら、昔の自分を思い出した。
私だって、かつてはそうだった。
祖母にさんざんお世話になっておきながら
年頃になって疎ましいと思ったこともあったから。

その時のことを思い出しながら話して
「私のようにおばあちゃんがいなくなって後悔したって遅いんだよ」
と伝えたら
急に胸にこみ上げるものがあり、目に涙が表面張力でゆらゆら。

すると息子にもゆらゆらが伝染したらしく
目がうるうるしはじめた。

「どうしたらいいんだろう・・・」と息子がぽつり。

私の想いも伝染してくれたらしい。 

14:16 oriori comments(0) trackbacks(0)
新鮮な気持ち
数十年ぶりに習字をした。

息子が冬休みの宿題の書き初めを始めて
「習字得意だった?」
と聞くので
「ううん、苦手〜」
と答え、彼が書き初めをする様子を眺めていた。

 なんだか「書いてみたい」という気持ちがムクムクと湧き上がり
「やらせて!やらせて!」
と懇願したのだった。



半紙に向かって筆を持つと、とっても新鮮な気持ち!
真剣に筆をとめたり、はねたり、はらったり。
なんだか呼吸まで穏やかになるというか
心がシーンと静まるというか・・・
不思議な感覚。

いつも、PCに向かってカチャカチャとキーボードを叩く時にはない
緊張感。

たまにはこんな時間もいいな〜・・・なんてしみじみ思ったりする。
00:41 oriori comments(0) trackbacks(0)
イライラ解消
イライラが溜まってきた。
と、感じたので厚着をして、いざ散策へ。 



足で踏み固められた細い道を辿って林道を歩く。




以前、五木寛之氏(大好きです!)が講演で
「どんなに雪が重くても、しなやかな木は折れない」
というようなことをおしゃっていた。
まさに、雪の重さに耐える“しなやかな木”

ストレスは“大きな出来事”よりも
“日常の苛立ち事”のほうがストレス反応が強いと
本で読んだことがある。

と、いうことで、帰宅して早速
好きな素材でパフェを作って、コーヒーを落とした。



元気が出た!
20:08 oriori comments(0) trackbacks(0)
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