日々の生活で感じたこと
研修の中で考えたことなどを
折々に触れてお伝えしていきます
芯まで冷えた日
プールに行った。
パソコンに向かう時間が長いと、目や肩に疲れがたまる。
ゆったりと水に身体を浮かせて力を抜いて泳いだ。

シャワーを浴びて髪を乾かす。(いつも半乾きであるが・・・)
そこで、私は時間短縮のために後ろから扇風機をあてながら
前からはドライヤー攻撃をする。
ただ、洗面台の隣に私より年上の方が座った時は
扇風機は我慢することにしている。
なぜなら、以前、いきなり扇風機のスイッチを切られ
「風があたると身体が痛くなるのよっ!」と怒られたからだ。
自分にだけあたるように端に座って、
風の向きにも気をつけてはいたのだけれど・・・
リラックスしにきて、怒られて、イヤな気分になりたくはない。

今日は、洗面台には私ひとり。
ラッキー!とばかりに扇風機とドライヤーで髪を乾かしていたら
若い女性がやってきて、いきなり扇風機の向きを変えた。
「向きを変えてもいいですか?」の一言もなしに。
自分の後ろにだけ扇風機の風があたるようにして、
ドライヤーをかけ始めた。
鏡の中の私の隣の女性を思わず見てしまった。
鏡の中で目があった。

ずいぶん前に友人が話していたことを、ふと思い出した。
地下鉄の中でクリーニングのタグをつけたままの若い女性がいたので
「クリーニングのタグがついてますよ」 と襟ぐりのタグをとってあげたら
あからさまにイヤな顔をされたのだそうだ。
「ありがとうございます」の一言もなしに。
「お節介だったんだろうかね〜。1日イヤな気分だった」と話していた。

人のことは人のこと。
自分のことは自分のこと。
人のことは関係もないし、自分のことにもかまわないで・・・
という風潮なのだろうか。

半乾きの髪のまま外に出たら、髪も心も芯まで冷えた気がした。
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