日々の生活で感じたこと
研修の中で考えたことなどを
折々に触れてお伝えしていきます
渇いた時代のホスピタリティ
最近、サービスを受ける側の意識が低下しているのはなぜだろう・・・

老いも若きもイライラを抱えている。
そんな気がしてならない。
自分がサービスを受ける側の時、些細なことで怒りを爆発させる。
その怒りは、サービスをする側の問題なのだろうか・・・
私は首を傾げたくなる。

経済不況の風が吹いて、不安に拍車をかける時代。

つい最近も、旅行会社のカウンターで対応が悪いと怒って椅子を蹴った男性。
銀行のATMの前でお年寄りの操作が遅いと怒って、係の人を怒鳴った女性。
その場のいたたまれない空気に、心が痛くなった。

怒っているうちに、違う怒りのエネルギーもあふれ出し
自分では制御不能になっているように私には見えた。
そう感じた。

心が渇いて、カサカサになって
マイナスの感情をイッパイイッパイにして
なんとか表面張力みたいに保ってるけど
なにかのきっかけでそれがあふれ出す。
あふれ出すととまらない・・・

私にも家ではそんな経験がある。。
仕事で疲れ、いろんなことですり切れて
ちょっとしたことで子供を叱ったら
自分の怒りのエネルギーが、どどどっとあふれてきて
自分で自分が怖くなった・・・そんな経験。

自分の中の負の感情にも敏感になりたいと思う。
きっと、自分に優しくできなければ他人にも優しくなんてできないから・・・

 
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